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【芋虫の飼い方】黒い芋虫を子どもたちと一緒に育ててみた

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まいにちのあれこれ
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こんにちは!
はらぺこあおむしの歌を何回歌わされたかわからないnatsuです。

お散歩中に、黒い芋虫を見かけたことはありませんか??

黒い芋虫はスズメがの仲間で、
「セスジスズメ」の幼虫であることがわかりました。

お子さんが芋虫を見つけてきて、飼うと言われたけどどうすればいいの?
と思った方の参考になればうれしいです

先日、子どもたちが幼稚園の帰り道に見つけた芋虫を家まで大事に持ち帰り、
とうとう、「この子を飼う!」と言い始めました。

(え゛ーーーーーほんとに??! どどど、どうしよう)

どんな蝶?ガ?になるのよーーー?!と不安がよぎる私。

今回は子どもたちと図鑑でいろいろ調べながら、
芋虫を飼ってみたおはなしです。

【この記事を読んでわかること】
・セスジスズメ(スズメガの仲間)の幼虫の育て方
・何を食べさせればよいか

黒い芋虫の正体はセスジスズメの幼虫!

さっそく図鑑で調べてみると、それは「セスジスズメ」の幼虫であることがわかりました。

成虫はハングライダーのような翼形をした、茶色いガである。前翅に暗褐色と肌色の帯が入り、背中には2本の肌色の筋が縦に走る。

幼虫は、いわゆるイモムシと表現される体型で、全体が黒っぽく、気門より少し背側にオレンジか黄色の連続した眼状紋を持つ。付け根がオレンジで先端が白い尾角を持ち、歩く時は尾角を進行方向に平行に振る。非常に珍しいが、黄緑色の幼虫も存在する。

セスジスズメの幼虫は作物の葉を食い荒らす害虫であり、成長スピードが非常に早く、数日で数倍の大きさに成長する。

引用元:Wikipedia

苦手な人はびっくりする見た目ですよね。
写真には写っていませんが、お尻側にアンテナみたいな尾もついています。

でも毒はありません。

サイズは結構おおきい・・・!!!
子どもの手のひらくらいの長さはありました。

セスジスズメの幼虫のえさは何?

セスジスズメのえさとなるのは

  • ブドウ科←今回我が家で餌として与えたのがブドウ科のヤブガラシ
  • ツリフネソウ科
  • サトイモ科
  • ミソハギ科
  • アカネ科
  • アカバナ科

の葉っぱだそうです。

子どもたちは葉っぱならなんでも食べると思っているんですよね。

一生懸命そこらへんの葉っぱを摘んできてあげてみるも、
全然食べない芋虫。

近所に群生していたヤブガラシ(ブドウ科)の葉っぱをあげると
おいしそうにむしゃむしゃ食べ始めました

子どもたちはおおはしゃぎ!!!
いい顔してたな~!

さんざん口に合わない葉っぱを差し出されたイモムシこそ、
ようやく食べられる葉っぱをもらえて、
うれしかったことでしょう!

飼うときに必要なもの

  • 飼育ケース
  • えさとなる葉っぱ
  • ティッシュや新聞紙
    (番外編)大人の心の準備

芋虫を飼うときに必要なものはこれら3つです。

セスジスズメの幼虫はさなぎになる前に
土や葉っぱの下にもぐる習性があるので、
ティッシュや新聞紙を細かくちぎって飼育ケースにいれておくと良いです。

毎日せっせとお世話する子どもたち

それから一週間ほど、毎日葉っぱをとってきたり、
飼育ケースを掃除したり、ものすごくかわいがっていました。

そんなある日…。

リビングにこんなものが…!

ちょちょちょーーーーーーっっ

なんだこれは!!イモムシハウスが出来上がっている!!←息子の仕業。

さらに別の日は、

ビー玉やらストーンやらの上を歩かされているイモムシ。
なんだかだいぶメルヘン?←娘の仕業。

ちょっとかわいく見えてくる気がする?!
娘曰く「映え」なんだそうで。え。

踏みそうだからはやくケースに戻してーーーと!私が騒ぐので
しぶしぶ戻していました。

さなぎになったイモムシ

飼い始めてから一週間ほどたったころ、

イモムシは葉っぱの下の方に潜るようになりました。

これがさなぎになるための準備なんだそうです。

私は勝手にイモムシがさなぎになるときって、
木の枝に自分の体をくくりつけるものだと思っていました。

でも、このセスジスズメのイモムシはさなぎになるときに
土や葉っぱの下に隠れてさなぎになります。

水っぽいフンをしたら、これからさなぎになる合図

潜ってから2.3日後に覗いたらさなぎに変身していました。
(以下、さなぎの写真あり)

秋にさなぎになったイモムシは、
成虫になるのは春の場合もあるようです。

その間はひたすら待つだけ。

ところが!

我が家のセスジスズメは他の虫に寄生されていたようで、
残念ながら羽化するところまでは見られませんでした
…子どもたち涙。

そんなこともあるのね…

生き物の飼育って勉強になるね

最初はイモムシを飼うことに対して
ちょっとムムムっと思ってましたが、

むしゃむしゃ葉っぱをたべるところや、
のそのそ歩くところがだんだんかわいらしく見えてくるから不思議。

子どもたちなりに一生懸命お世話して、
どんなふうに大人になるかまで一緒に調べて。

親子でなかなかおもしろい経験をしました。

セスジスズメの幼虫は葉っぱを与えるだけなのでとっても簡単でした。

今度はモンシロチョウや、
アゲハの幼虫を育ててみたいと張り切っているこどもたち。

でもさ、お願いだからリビングの床を散歩させるのは
怖いからほどほどにしてーー!(ほんとはやめてほしーーーい)

もしお子さんが芋虫を見つけたら、
思い切って飼ってみるのはいかがでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

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