こんにちは!
最近子育て中のイライラがつのり、
「もうママやめたいーーーー!」と爆発してしまったnatsuです。
(6歳男女の双子がいます)
子どもがおもちゃを散らかしっぱなしで片付けてくれないとき、
「もうおもちゃ捨てちゃうからね!」と言ってしまった。
脱いだ服をいつもそのままにしていると、
「何回言ったらわかるの?(イライラ)」と声を荒げてしまった。
ご飯を食べないと
「もうご飯作ってあげない!」なんて脅し文句を使ってしまった。
子育て中にこのような言葉を使ってしまったこと、ありませんか?
はい!!それは全部私です。汗
わたしだけじゃないよね?!(そう信じたい)
こどもが望ましくない行動をしてしまったとき、つい
「~しなさい!」
「~したら~してあげない!」
など、子どもに対して命令や、脅しをしてしまうことはないでしょうか?
私はあります。
- 育児でイライラしてしまうことが多い人
- 子どもが自主的に動けるようになる方法を知りたい人
- 子どもと良好な関係をつくりたい人
そんな方に向けて、
今回は具体的な解決方法をお伝えしていきます。
解決法は、
- 子どもに対して命令や脅しを使って行動を正そうとしない
- 子どもをひとりの人間として同じ目線で付き合う
- 変わるのは自分から
です。それではひとつずつ見ていきましょう!
命令口調・脅しはNG
なかなか子どもが思い通りに動いてくれないときってありますよね。
そんなときはつい強い口調で命令したり、脅したりしてしまうのですが
これは子どもには意味がありません。
その時は一時的に動いてくれるかもしれませんが、
それは親が「怒っているから」「怖いから」動いているだけです。
なぜ命令・脅しがダメなのか?スタンフォード大学の実験。
脅しがなぜダメなのか。
それはその行動に対して子ども自身が「納得」していないからです。
【アメリカの人類学者・社会学者のジョナサン・フリードマンの実験】
2年生から4年生の男の子44人を2つのグループに分け、
部屋の中で遊んでもらいます。
そのとき、部屋にある魅力的なおもちゃに対して、
Aグループ→「絶対にさわらない!さわるな!」と強い口調で伝える
Bグループ→「このおもちゃはさわらないでね」とやさしく注意する
ようにします。
するとどちらのグループもその場では多くの子どもたちが約束を守ります。
しかし6週間後、同様に部屋で遊んでもらうと、
Bグループのやさしく注意された子どもたちは
67%が約束を守れたのに対して、
Aグループの強い口調で伝えられた子どもたちは
23%しか約束を守ることができなかったそうです。
私の今までの言動、ぜんぜん子どもに伝わってないってことか…
私が今までイライラして伝えてきたことは全部意味なかったのか、と
へこみました。
もっとかしこく子どもたちと関わりあいたい!
例えるならば家族が会社だとすると、
親が上司、子どもが部下のような関係・・・。
部下からしたら、いつも命令してくる上司は嫌な存在ですよね。
反発もしたくなります。
大切なのは子どもと同じ目線に立つこと
「子どもと同じ目線に立つ」
とても大切なことです。
子どもに相談してみる
先日、こんなことがありました。
私の体調があまり良くないときに、
園から帰ってきた子どもたちは制服のまま外で遊び始めました。
ようやく家に入ったかと思うと
今度は手を洗わない。
着替えたあとの制服やシャツは脱ぎっぱなし。
いつもだったら声を荒げて
「いいかげんにしなさい!」
と言ってしまいそうなところをぐっとこらえて、
「ママちょっと二人に相談したいんだけど…。
ママは今日ちょっと具合が悪くてね、協力してほしいんだけどいいかな?」
子どもたちに相談してみました。
すると、娘が急にまじめな顔つきになり、真剣に話をきいてくれたんです!
(びっくり!)
そしてせっせとやるべきことを片付けていってくれました。
聞いてほしいことがあるときこそ、
- こちらも冷静でいたほうがよい
- 相談という形にすることで相手も納得しやすい
ということを感じました。
ひとりの人間として接する
親子関係ってとても難しいと感じていて、
「こうであるべき」とか
「こうであってほしい」とか
自分の子どもだからこそ思ってしまうことって多くありませんか?
子どもを自分と対等な関係として接することができると、
ちょうどよい距離感でいられます。
オススメは、子どもを自分の友人(親友)と思って接することです!
この作戦が私にとってはすごくよかった!
きちんとさせないと!って思うと
こちらも苦しくなるしストレスになりがちだけど、
友人と接していると思うと
「いったん見守っておこう」とか
「ちゃんと話をしよう」
というふうに思えます。
変わるのはいつも自分から!!
いかにこちらの望む行動を相手に、
「自らの意志で選んで行っている」
と思わせることができるか?
それは相手でなく自分しだいということです。
まずは自分の行動を変えていくようにしましょう。
とはいえ自分の行動を変えるのにも
心の余裕がなければできませんよね。
だって腹が立つときはやっぱりあります!
私はイライラした時には
とにかくひとりになるようにしています。
ただひとりになるのではなく、
自分のためだけにその時間を使います。
ひとり時間では家族のことはできるだけ考えないようにして、
自分を楽しませることだけに集中します。
先日はひとりで映画館に行き、気になっていた映画を楽しみ、
料理もしたくなかったので
好きなものを買って帰り、ゆっくりランチをしてから
子どもたちのお迎えに行きました。
自分の心が満たされれば、
また前向きにがんばっていこう!と思えるなぁと感じています。
まとめ:自分からすすんで動いてくれる子になってほしい!どうすればいいの?
今回は、自分からすすんで動いてくれる子になってほしいけど
どうすればいいの?というテーマについてお話してきました。
【今回のまとめ 】
- 命令・脅しは意味がない
→こちらが行ってほしい行動を選ばせる力が必要 - 子どもと対等な関係でいる(子どもに相談してみる、弱い部分も見せる)
- 相手を変えるのではなく自分を変える
何も言わなくても子どもが自分で
お片付けをしたり、
宿題をひとりですませたり、
食事の準備や片付けをしたり、
時間を守ってくれたり…
そんなふうになってくれたら頼もしいですよね!
もうママやめたい!と発狂した私ですが、
これからも子どもと一緒に成長していていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
>>今回の記事を書くにあたって私が読んだ書籍はこちら。
「実はダメ親のほうが子どもは立派に育つ」
という言葉に少しホッとさせられました
メンタリストDaigoさんの著書。
「自分自身を変える→周りへよい影響が与えられる」
親側の意志が大切だと
あらためて感じさせられた一冊でした!
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